『Designers Eye』の紹介(前編)

購買データ分析からパッケージデザイン提案までワンストップで~商品ブランドの羅針盤『Designers Eye(デザイナーズ アイ)』~

 

「ブランドの販売データはウォッチしているが、それを売上増に結び付けられない。」そんな悩みを持つブランドマネージャーも多いのではないでしょうか?従来市場調査各社が提供している販売データでは、売上データの分析は可能でしたが、なぜ売り上げが伸びないのか、現在のパッケージやコミュニケーションに問題がないの等が分かりませんでした。今回、購買データ分析の株式会社True Data(トゥルーデータ)とデザイン&マーケティング・コンサルティング・ファームのCREMU DESIGN(クリミュー デザイン)株式会社が共同でリリースした『Designers Eye(デザイナーズ アイ)』は、販売データの分析からパッケージ提案までをワンストップで提供します。『Designers Eye』の商品コンセプトと内容を見ていきましょう。

複眼的視野を提供することで、ワンストップでの分析を可能

DesignersEyeの分析アプローチを示した図です。

『Designers Eye』の特徴は、VOS(ブイオーエス)と販売称している販売データだけではなく、VOD(ブイオーディ)と称しているデザインの定性・定量分析、VOC(ブイオーシー)というSNSデータを総合的かつ複眼的に分析・解析することで、現状分析からデザイン提案までの一連のコンサルティングをワンストップで提供していることです。その結果、社内に販売データ分析やデザインのプロがいない企業でも、感性だけにとらわれない商品開発が可能になります。さらに、販売データの変動の因果関係が明確になるだけでなく、デザインやコミュニケーションの提案も数字や分析に基づいた客観的なものとなり、提案が社内各部門にとって受け入れやすいものとなっています。

DesignersEyeの分析手法を示したチャートですです

「Designers Eye(デザイナーズ アイ)」は「アイディア創造」の商品

『Designers Eye』の商品開発を主導したCREMU DESIGN CEOの藤本誠史氏は以下のように述べています。

インタビューに答えるCREMU DESIGN 株式会社CEO 藤本誠史氏

「私はコンサルティングファームで多くの商品開発プロジェクトを見てきましたが、従来の商品開発では、マーケティング部門と商品開発部門との連携がうまく取れずに、折角のアイディアが活かされない。また、市場調査がただの分析にとどまっている例を多く見てきました。

『Designers Eye』では、販売データ分析からパッケージ、SNS解析、そしてデザイン提案までをワンストップで提供することで、社内各部門が複眼的、俯瞰的視野で現状を認識し、その後の商品開発へ足並みを揃えることが出来ます。

『Designers Eye』は、社内各部門をアイディア創造へと導く羅針盤なのです。」

CREMU DESIGNでは、『Designers Eye』が、クライアント企業が抱える商品開発の問題。すなわち、商品開発が分析で停滞している現状から、アイディア創造へと導くことが可能になると考えられます。次回のブログでは、『Designers Eye』の分析アプローチの一部を見てまいります。